建方・工法紹介

木造軸組工法

今日では『在来工法』ともいわれているように、日本古来より受け継がれている建築方法のひとつに『木造軸組工法』があります。森林に囲まれ木材が豊富にあったからこそ、それらの特性を十分に活かすことのできる方法を生み出してきたのです。
たとえば、土台には白蟻や腐れに強い『栗の木』を、柱には圧縮強度に優れた『ひのき』を、そして梁には曲げ強度のある『松の木』を使用するなど、昔の人はそうして造られた家で生活する心地よさを知っていたのです。

今では、こうした伝統的な建造美が生み出す建物を見ることも少なくなってきましたが、当社は、そうした伝統的なスタイルを踏襲しつつも、モダンなデザインとをうまく組み合わせ、さらにはお客様の暮らし方に合う家を造り続けてまいりたいと思います。

製材加工前の木材 地場産のみを使用

製材加工前の木材 地場産のみを使用

自社製材所にて熟練職人が加工していきます。

自社製材所にて熟練職人が加工していきます。

整版を終えた木材は乾燥させます。木材は呼吸するため、加工する時期は慎重に選びます。

整版を終えた木材は乾燥させます。木材は呼吸するため、加工する時期は慎重に選びます。

上棟にむけて、匠が設計をもとにさらに再確認をします。

上棟にむけて、匠が設計をもとにさらに再確認をします。

一本づつ番付をうち、現場への出荷を待ちます。

一本づつ番付をうち、現場への出荷を待ちます。

大黒柱(写真は300角)です。表面の割れや乾燥を防ぐためあらかじめ芯割をしてクサビをうちこみます。

大黒柱(写真は300角)です。表面の割れや乾燥を防ぐためあらかじめ芯割をしてクサビをうちこみます。

上棟式 太く大きな地棟梁(赤松)を入れ、しっかりと組みこんでいきます。

上棟式 太く大きな地棟梁(赤松)を入れ、しっかりと組みこんでいきます。

上棟後 木材でしっかり組み込まれています。

上棟後 木材でしっかり組み込まれています。

屋根裏断熱・通気システム

特に夏の時期に上階の温度が上昇し『熱だまり』が発生し、夜になってもなかなか下がらないことがあります。屋根裏断熱と通気システムは、登り梁構造で、断熱材の上の垂木部分に通気層を設け、通気口(通気面戸)によって空気の流れをつくります。この通気層により高温多湿な空気を部屋の中に入り込む前に棟部分で換気して、部屋の中の温度を快適にしています。
特に、二階の温度上昇を抑制する効果があるため、快適な屋根裏収納としてお使いいただくこともおすすめいたします。

屋根材の上に断熱材を敷いていきます。

屋根材の上に断熱材を敷いていきます。

断熱材のうえから、透湿・防湿シートを布設します。

断熱材のうえから、透湿・防湿シートを布設します。

桧の垂木を取付、通気層を確保します。

桧の垂木を取付、通気層を確保します。

通気層には、通気面戸を設置します。

通気層には、通気面戸を設置します。

野地板を取り付けた後、透湿・防水シートを布設し、屋根工事にとりかかります。

野地板を取り付けた後、透湿・防水シートを布設し、屋根工事にとりかかります。

完成です。

施工例

TEL:0574-73-1930
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